性病対策本部│性病の二大勢力と2つの抗菌薬

性病の中で最も感染者が多いクラミジアに有効的な薬は様々あります。それぞれの薬の特徴などを紹介していきます。

性病クラミジアに効く薬

性病クラミジアに効く薬

クラミジアに効果的な薬はいくつか種類があります。その方の症状や体質によってどの薬が一番効果的な薬なのかなどが変わっていき、それぞれの薬が飲み方、用量も変わってきますので注意しましょう。クラミジアに効果的な薬として代表的な4種類を紹介します。

マクロライド系

マクロライド系の薬は抗生物質の効果として抗菌力が強いことで有名で、クラミジアには最も効果的な薬と言われています。クラミジアということで病院へ診察に行った場合は大半がこのマクロライド系の薬を処方される機会が多くなっています。他にも副作用が非常に少ないことで有名な薬となっており、女性で妊娠中のクラミジア患者の方がマクロライド系の薬を服用した際に胎児への影響が非常に少ないようになっています。

以上のようにマクロライド系の薬は抗生物質の中でも非常に副作用が少ない仕様となっており、小児から老人まで幅広い世代で使用することのできる薬となっています。

ジスロマック

ジスロマック

マクロライド系の薬の中でも一番有名な薬がジスロマックです。こちらの薬はクラミジアの特効薬とも言われているもので、クラミジアに対してかなりの効果を発揮することができます。病院でも絶対というほどの処方率なので効果はかなり期待できます。

また、一度飲めば数日間は飲まなくても良いとされている薬なので、飲み忘れなどが心配な方にはおすすめの薬と言えるでしょう。クラミジア以外にも淋病や梅毒といった性病にも効果を発揮することができる薬なのでおすすめです。

クラリシッド(一般名:クラリスロマイシン)

クラリシッド(一般名:クラリスロマイシン)

クラリシッドはジスロマックと同じくマクロライド系に分類されている薬となっています。そのため、副作用も少なく小児から老人といった様々な世代に処方されています。クラミジア等の性病以外にも処方される機会が多い薬となっていて、中耳炎や呼吸器感染症、皮膚感染症などの様々な感染症に有効的な薬です。

ジスロマックは一度飲めば数日間は大丈夫でしたが、クラリシッドの場合は一日に2回飲まなければなりません。クラミジアに対しての効果はもちろん期待でき、約1週間~3週間程度でクラミジアを完治することができます。
また、クラリシッドの他にクラリスといった薬がありますが、販売している会社が違うだけで、どちらも同じ成分を使っているので効果は同じです。

ニューキノロン系

ニューキノロン系の薬はマクロライド系の薬で効果があまりみられなかった場合に使用される機会が多いです。というのも、マクロライド系の薬よりもニューキノロン系の薬の方がクラミジア等の性病に対しては強力な効果を持っているからです。そのため、15歳未満の小児や老人などの使用は許されておらず、妊娠中の女性も服用が不可能となっています。

効果が強力な分、副作用も少し出てしまう面があります。ですが、クラミジアなどの性病に対してはかなりの効果を発揮するのは実証されていますので期待はできます。薬を飲み、体内に入ってからどれだけの量が体内で実際に作用されるのかを調べたところ、驚異の90%~95%と判明しました。どういうことなのかというと、経口薬、つまり飲み薬で注射薬と同じくらいの効果を発揮することができるということです。これもニューキノロン系の薬の大きな特徴とされており、クラミジアには強力な効果を発揮するのでかなりの助けになると言えるでしょう。

クラビット(一般名:レボフロキサシン)

クラビット(一般名:レボフロキサシン)

クラミジア等の性病で病院へ診察へ行くと、上記であげたマクロライド系のジスロマックか、このニューキノロン系のクラビットが処方されます。クラミジアの治療となるとこの2つの薬が代表的と言えるでしょう。こちらの薬はレボフロキサシンといわれる成分が含まれており、基本的には飲み薬としてクラミジア患者の手に渡りますが、今では注射薬の製造許可も降りるほど信頼を得ている成分となっています。

マクロライド系の薬と比べると副作用を感じてしまいますが、基本的には少ない部類ですので心配はありません。そのぶんクラミジア等の性病への効果は絶大となっているので期待はできます。

ペニシリン系

ペニシリン系の薬は世界で初めて誕生した抗生物質です。後にセファロスポリン系やニューキノロン系が誕生しましたが、ペニシリン系の薬を開発して今の様々な抗生物質が誕生しています。こちらも副作用は少ないことで有名で安心して服用することができる薬となっています。現在ではマクロライド系やニューキノロン系の薬が代表的となっているため、病院で処方される機会というのは少なくなりましたが、クラミジアや淋病、梅毒といった性病、性感染症などには有効的な薬とされているので効果は期待できるでしょう。ペニシリン系のデメリットとしては半減期が1時間程度とされているため、1日に何回も薬を飲まなければいけません。通常は4時間~6時間おきに薬を飲むことが必要とされています。少し面倒くさいと思うかもしれませんが、このようにしっかりと薬を飲み続けることで薬の最大限の効果を得ることができ、加えて耐性菌の出現も防ぐ事ができるので忘れずにしっかりと飲み続けるようにしましょう。

アモキシシリン

アモキシシリン

アモキシシリンはペニシリン系の代表的な薬となっており、主に淋病や梅毒に使用される機会が多い薬です。作用としては細菌には細胞壁というものがあり、簡単に言えば外側の壁です。その細胞壁の合併を阻害する効果があり、細菌自体を殺して感染を治療する作用があります。アモキシシリンという薬は淋病や梅毒といった性感染症だけではなく、様々な感染症に効果的な薬となっています。もちろんクラミジアに対しても効果はありますが、クラミジアの場合はジスロマックやクラビットを使用する方が良いと思われます。

テトラサイクリン系

テトラサイクリン系の抗生物質は多くの細菌をカバーできる薬です。クラミジアや淋病、梅毒といった様々な性病には効果的で、それ以外の多くの感染症にも効果的な薬とされています。幅広い感染症に対して効果的なテトラサイクリン系の薬ですが、あまりしようされる機会がありません。なぜかといいますと、クラミジア等の細菌に対し薬を使用していると、その細菌が使用した薬に対して耐性をもつことがあります。そうなるとクラミジア等の性病というのは治りにくい状況になります。テトラサイクリン系の薬というのはこの様な耐性が持たれやすい特徴があるからです。1つの細菌がこのテトラサイクリン系の薬に耐性を持つと、他の細菌に伝わり、全体で耐性を持ってしまうという状況になりかねません。そのため、特定の細菌にのみ、このテトラサイクリン系の薬は使用されないのです。

ビブラマイシン

ビブラマイシン

テトラサイクリン系の薬で代表的なのはこのビブラマイシンという薬です。一部の実験で、このビブラマイシンという薬はクラミジアの感染に対して100%の有効性を持っているという結果も出るほどクラミジアに対して効果的な薬となっています。ですが、1点注意しなければならない事があります。それはクラミジアをこちらの薬で治療するには1日2回飲み、これを7日間続けなければならないことです。飲み忘れが多い方などには厳しいかもしれないですが、7日間続けることで効果を最大限に発揮させられるので必ず忘れないようにしましょう。また、7日間薬を飲み終え、治療が終わったという状態でも完全に症状が治まるまでは性行為は避けるようにしましょう。

使用時の注意点

上記で上げた薬はどれもクラミジアには効果的ですが、それぞれが違う用量や用法で使用される薬です。そのため、自分でこれくらいがいいだろうと勝手に決め付けて飲むというような行為はしないようにしましょう。用量用法を間違えてしまうと効果はでず、副作用のみを引き起こしてしまうという危険性があります。病院で上記の薬を処方された場合はしっかりと医師に言われたとおりに薬を飲むようにしましょう。クラミジアは正しい飲み方を最後までしていれば完治できる薬と言われていますので、自己の判断で治ったからといって治療を中断するという行為は厳禁です。

薬の選び方

クラミジアに対して効果的な薬として代表的なのはジスロマック、クラビットの2種類です。ほとんどの病院でこの2つの薬が処方されるほど信頼は高い薬となっています。ジスロマックの場合はどの年齢層でも飲むことができ、副作用もほとんどないような薬で、一度薬を飲むことで数日間効果が持続するということで飲み忘れが多い方からの人気も高いです。クラビットは妊婦や小児は飲むことができませんが、そのぶん効果はかなり強いのでジスロマックで治らなかったという方にはクラビットが良く処方されます。

薬を使用しても治らない

クラミジアに感染して薬を飲んで治療もしたのに治らないという方は少なくはないと思います。どのような原因なのかというと、一番多いのはクラミジア以外の性病に感染してしまっているというケースです。淋病や梅毒といった性病もクラミジアと症状が良く似ていて気付かないことも多いです。特にクラミジアと淋病というのは症状がとても似ています。そのため、クラミジアは完治していたが淋病がまだ治っていないため、クラミジアが治っていないと勘違いしている方が多いのです。このような状況にならないためにも、定期的に検査はするようにしましょう。そうすることで、あとどの程度の期間で治るのか、もしくは違う性病にも感染してしまっているのか、違う性病に感染してしまったから違う薬で治療しようといったようなこともできます。

クラミジアは市販薬では治せない

クラミジアは市販薬では治せない

クラミジアに感染してしまっている状態でも病院は恥ずかしいから行きたくないと思う方や時間が取れないから行けないという方は多いと思います。そうなった時にドラッグストアなどでクラミジアに効く薬はないかな?と思う方も少なくはないでしょう。ですが、実際クラミジアに効く薬というのはドラッグストアなどでは販売されていません。なぜかというと、クラミジアに効く薬というのは抗生物質となるためです。抗生物質というのは病院で処方してもらわなければ基本的には手に入ることはありません。

薬の入手方法

薬の入手方法

薬の入手方法は2種類あり、1つが先程も記述したとおり、病院で処方してもらう事です。もう1つが通販で購入するというやり方です。病院の場合は薬代に加えて診察料も加わってくるため、少しばかり出費が多くなってしまうことがあります。通販の場合は薬代だけとなるため、お金の部分でいったら通販の方がお得です。また、通販ならば時間を必要とされないのでどこにいても少しの時間で薬を注文することができるので便利です。

性病クラミジアとは

性病クラミジア

性病にはクラミジア、淋病、梅毒といったいくつかの種類があり、なかでも国内で一番の感染率を持っているのがクラミジアです。クラミジアは誰でも一度は聞いたことあると思いますが、どんな症状なのか具体的な部分まで分かるという方は少ないと思います。クラミジアとはクラミジアトラコマティスという病原菌によって感染する性病で、男女でそれぞれ症状は異なってきます。

主に性行為による粘液や精液、膣分泌液への接触で感染し、性器に発症する性器クラミジアと咽に発症する咽頭クラミジアがあります。性行為を行うことによって簡単に感染してしまうので性行為をする際には注意や相手のことを考えてあげることが大切です。自分自身がクラミジアに感染している事に気付かないまま複数の異性と性行為やオーラルセックスをする男女が若者を中心増えています。

女性の場合は感染し、2、3週間程経つとさらさらな液体のようなおりものが増えます。人によってはこの時に下腹部に激痛がはしったり、性交痛や不正出血などを感じる場合があります。ですが、大半の方がクラミジアに感染してしまっているということには気付く事は多くありませんので、少しおりものが増えてしまったくらいにしか認識することができません。

性病クラミジア

このままクラミジアということに気付かずに放置していると、不妊症になってしまう事があります。そのため、定期的に検査をして早期発見、早期治療が必要となってきます。

男性の場合は初期の段階は女性と同じく気付くことは多くありません。ですが、時間が経つにつれて排尿痛や副睾丸炎が現れたり、性器の痒みなどといった症状が表れてきます。この段階でまだ治療を怠っているとクラミジアが悪化していき、尿道から粘液性の分泌物が出てきたりします。ただ、排尿と一緒に分泌物も流されてしまうため、発見は困難とされています。

男女共に共通していることはクラミジアに感染してしまっていると気付くのは困難とされていることです。ですが、少しでも気付くことができれば、薬を使用して性病クラミジアは治る病気とされているので早期発見が大切になってきます。