性病対策本部│性病の二大勢力と2つの抗菌薬

淋病の症状に気付いたらすぐに検査を受けましょう

淋病とは

大人数

淋病はうつりやすくて治りにくい感染症です。そのうえ痛いという特徴があります。

病院できちんと診断される人だけで感染者は35万人を越えます。女性は無症状の人が多い事から実際の感染者は倍の70万人はいるだろうといわれているほど淋病はクラミジアの次に感染人数の多い性病のひとつです。

女性の80%は症状が出ないとされていて、反して男性は90%に症状が出るとされています。

性器だけでなく喉の奥や目にも感染する事があります。

妊婦さんが淋病に感染していると出産時に赤ちゃんに感染して しまう事があります。関節や血液に感染したり、失明、最悪の場合は命にかかわるような事もあります。しっかりと妊娠前、妊娠発覚後に検査、治療するという事が大切です。

淋菌を病原体とし、潜伏期間は約2~1週間。感染すると比較的早めに症状があらわれます。

淋病の症状

男性…白色または黄色っぽい色の膿が出たり、尿道の先が赤く腫れる、排尿の際に激しい痛みがある事からすぐに気づく事が出来ます。

女性…下腹部痛、排尿痛、不正出血などがあります。ですが大抵の人はおりものが少し増える程度です。

ある程度進行した際に黄色っぽいような、緑黄色っぽいようなおりものが出る事もありますが、クラミジアと同じで自覚症状がまったくないといったケースがほとんどなので、知らないうちに感染を拡大してしまっているといった事も少なくありません。

オーラルセックスなどによって淋病が咽頭に感染する場合もありますが、扁桃腺が少し腫れる程度の軽い症状で痛みもないので自分で気付くのはなかなか難しいかもしれません。

少しでも気になる症状があった時は検査してみるようにしましょう。

コンドームを使用する事で感染を予防できますが、咽頭淋病に関しては防ぐ事が出来ませんので注意しましょう。

また淋病やクラミジアが原因の膀胱炎になる事もあります。注意しましょう。

淋病の検査方法

男性の場合はほとんどが尿検査です。2~3時間は我慢して病院に行くようにします。

女性の場合は膿やおりものを綿棒などで採取し、その中に菌がいるかどうかを顕微鏡で確認する事によって検査します。

その際、抗生物質を飲んでしまっていると正しい検査結果が出ないという場合もあります。病院に行くといった時には抗生物質は飲まずに診察を受けるようにしましょう。

最近では病院に行かなくても淋病の検査キットを通販で買って自分で検査している。という人も多くなっています。

淋病の治療方法

ジスロマッククラビットなどのニューキノロン系の抗菌薬を用いて治療します。

淋菌が血液の流れによって広がってしまったという時には入院が必要になるケースもあります。

抗生物質を静脈に注射して治療します。早くて1日~7日間程注射による投与を繰り返して治療します。

完治しているかどうかは薬の投与が終わって潜伏期間とされる1週間ほどあけて、再度検査する事で確認する事が出来ます。

咽頭淋病

ノド

咽頭淋病は名前の通り、淋病がノドに感染した事をいいます。

咽頭クラミジアよりも多い数の感染者がいるとされていますが、多くの人は無症状のまま気付かないうちに症状がおさまっているといった事になるので、気づくのはとても難しいとされています。

では、自然に治まるのにどうして治療が必要なのかというと、咽頭淋病に感染している間はHIVに感染する確率が5倍にまではねあがってしまうからです。

一度感染すると一生治る事のないHIV。感染しない為にも日頃からしっかりと性病予防や対策をするようにしていきましょう。

感染経路として最も多いとされているのが風俗店でのオーラルセックスによるものです。

潜伏期間は2~7日になります。

咽頭淋病の症状

症状はほとんどありません。むしろ気付く人の方が少ないとされているほどです。

症状が出た人でも軽い風邪のような症状で終わってしまうので咽頭淋病だと気付けずにそのままにしてしまう人がほとんどです。

見た目にもまったく変わった所があるわけじゃないので病院に行って症状を伝えても風邪と診断されておわってしまうケースもあります。

咽頭淋病の検査方法

ノドの奥を綿棒でこすり、そこに淋菌がいるかどうかで検査する方法と、うがい薬を使ってその中に菌がいるかどうかを見るという方法があります。

ノドをこするのに抵抗がある人もいるので最近ではうがい薬で検査する方法が主流となってきています。正確さの信頼度に関してもほとんど変わりませんがうがい薬の方が少しだけ高いとされています。

咽頭淋病の治療方法

咽頭淋病に関しては飲み薬が効きません。病院に行って抗生剤の点滴を受けるしか治療方法はありません。

30分程度の点滴を1回受けるだけで95%以上は治るとされているので感染に気付いた際は病院に行ってすぐに治療を受けましょう。

2~3週間後に再検査を受け、菌がいなくなっていれば治療終了です。

重症化してしまっていたり、耐性が出来てしまっていたりした場合は残りの5%に入ってしまい、完治させるまでにそれなりに長い期間の治療が必要になる場合があります。

少し前まではペニシリンを1回飲めば完治出来ていたんですが、耐性菌をもった新しい菌が出て来た事で薬が効かなくなってきてしまいました。

もしかしたらこのまま効く薬がなくなってしまって不治の病になってしまうのではないか。と言われているほど治療に対して繊細な感染病となって来ています。

性器淋病に感染している人の3割は同時に咽頭淋病にも感染しているといわれているので、同時に検査する事を強くオススメします。

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